[TEDxTOKYO]デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」

今朝は5時起きして、台場のTEDxTOKYOに。

今日はUstreamでも中継がありましたが、その様子もすぐに上記サイトで公開されると思うので、見逃した人はぜひ。

TEDxTokyo は4つのセッションに分かれていて、

  1. 21世紀、最初の10年
    今世紀の最初の10年は、世界をどう変えたのか。
  2. オープン・ソース、オープン・システム
    リソースを共有する社会へ
  3. 五感プラス1
    誰もが持つ五感にもう一つ、直観力が加わったら。。。?
  4. めくるめく文化の渦へ
    多文化社会の影響力とその行方

それぞれのセッションに幅広いジャンルのスピーカーがショートプレゼンテーションを行います。どれも素晴らしいものばかりだったのですが、まず、はじめに(映像がまだ公開されていないこともあり)こちらの映像から。

これは過去のTEDからの再公開で、今日のはじめのセッションに紹介されました。

素晴らしく、わかりやすいプレゼンテーションで、個人的には多くの学びを得た映像です。

「スゴいことをしている孤独なバカを見つけたら、立ち上がって参加する最初の人間となる勇気を持ってください。」

これこそ、組織論でもあり、運動論の核心。リーダーをリーダーたらしめるものは、最初のフォロワーであること。また、ソーシャルメディアにも当てはまります。

ただ、これは使い方によっては良い方向にも悪い方向にもなるメソッドとも言えますね。

最近のUstreamなんてまさにそうで、ここで言うところの「孤独なバカ」にツイッター経由で盛り上がりを示せば、まわりも同じように賛同者にまわって、結果盛り上がってしまう。バイラルループはときに、社会運動の引き金になる可能性もあります。

最近遭遇した、これに一番近い例がドミューンでした。

熱狂的にテキストで踊る人たちに巻き込まれていく高揚感は、まさにこの映像と重なります。

さてさて、TEDxTokyoのプレゼンはどれも素晴らしいものばかりでしたが、こうした活動が社会変革の運動になるためには、こうした活動そのものにもフォロワーが必要です。

最近ではワールドシフトフォーラムもそうでしたが、このフォーマットをもっとさまざまなジャンルや地域でフォローしていくことで、プレゼンテーションやDEMOによる大きな社会変革のうねりが生まれて行くことだと思います。

また、こうした活動に触れることで多くの人の間に対話が生まれ、そこからポジティブなエネルギーが生産されることも間違いありません。

TEDの活動はもとより、こうした活動がどんどん増えて文殊の知恵となることを期待してます。

懇親会でも、早速ワークショップやサロン活動をもっと積極的に構築しなおそうと、知人と語りあっていました。この興奮やエネルギーをまた別の形で一人でも多くの人にお届けしたいと思います。

まずは自分自身で裸で踊り出すか、踊っている人を探して、一緒に踊りだすか。その勇気が試される時代ですね。

引用元: YouTube – デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」.

Shareこの記事をシェアしよう!